2011年は日和田山から始まった(^^)v【日和田山~物見山】
新年早々は毎年恒例の如く、初詣をしたり、お雑煮やおせち料理を頂きましたが、登山教室も松が取れて間もなく始まりました。
本年最初の山は奥武蔵・日和田山~物見山までのコースです。高低差は登り250m、下り150m、予定行動は5時間ですが、今回は【岩稜歩行の基礎】がテーマなのでそんなにh歩かないハズ…むしろ山の中での講義や人の歩き方を見てる時間の方が長いと思ったので暖かい格好をしていくことにしました。
今年から集合場所、解散場所が一定では無くて、なるべく現地に近い場所で集合、帰りも山行によっては現地解散なんてこともあるようなコースになります。
その為に申し込みする時には、集合場所と時間を確認して間に合うかどうかを検証する必要があります^^; それでもよほど交通機関まで家が遠くなければ間に合う時間と場所なのですが、今回は7:30JR町田駅に集合。いつもなら7:15にJR東神奈川駅集合でしたから時間的にはさほど差が無いのですが、始めての集合場所というのは迷子になったら?とか電車が止まったらとか気を使います^^;
幸な事に東神奈川で横浜線に乗り換えたら偶然にも本日の添乗員のK野さんとご一緒でしたので迷わず集合場所まで行くことが出来ました。
日曜班だというのに参加者は30名足らずで、何でこんなに少ないんだろう?と思ったら、あまりに日曜班の参加者が多かったので今年から土曜班も設定したので半分はそちらに変更されたようです。
バスに同乗さえたのはI田ガイドだけでしたので(?)と思っていたら、日和田山はロッククライミングの練習場所で、N方、M時ガイドは先に現地で準備をしているとのこと。御苦労さまですm(__)m。
8:45狭山PAでトイレ休憩をして巾着田近くで下車してストレッチと登山準備をします。
9:40出発。民家の横を通り、見落としそうな道しるべから山へ入り、ロッククライミングの練習場所までは約15分ほど。
手前に子供岩、少し登った所に女岩、一番奥が男岩と呼ばれる岩がそびえたっていました。子供岩の前にN方ガイドとM時ガイドが待機してくれていましたが、女岩には誰も登っておらず、賑わっていたのは男岩だけ。日曜なのにこんなに少ないのは珍しいそうです。
男岩では本格的にロープを使ってグループで「下ろしてくだ
さ ぁ~い」「引っ張ってくださぁ~い」等の掛け声が響きます。この声が聞き取れないと命に関わる事があるので、しばらく静かに見学させて頂いた後、2班に分かれました。
まず我々A班は女岩の下でカラビナトソウスリングの説明。体験ストーンマジックに参加された方はほとんどが安全セットを購入して持参しましたが、今回はまだ絶対に持って来てということでも無かったので、持って居ない人、カラビナやソウスリンを知らない人と様々でした^^; 風こそありませんでしたが、山の中での講習はやはり寒いですね^^; ダウン持って来て良かったと思いましたよ。
簡易チェストハーネスとシート・ベントの結び方が先日教えて頂いたHガイドとちょっと違う気がしたので家でもう一度確かめてみなくては… ソウスリングは120cmだとちょっと短かったので150cmも買ったのですが今度は少し長い^^; そんな時はどうするのか?とかの使い方も教わってから子供岩登りの班と交代。
子供岩で待っていたのはN方ガイド。さっき見て来た男岩や女岩に比べたら格段に小さい上に、先日の人口岩と違ってかなりゴツゴツしていて、どこでも手がかり、足がかりになりそうですがこれが以外と難しい^^;
N方ガイドがお手本を見せてくれると実に簡単そうに見えるし、地面からたかが30cmの所を横へ移動するだけなのに、右足を置くと左足が置けなかったり、手を上から異動しないために足が届かなかったりと、悪戦苦闘の我々^^;
思った通り、待ってる時間の方が長かったので、行動食を食べたり、暖かいコーヒーを飲みながら人のやってるのを
人がやってると簡単そうに見えるんですけど、実際に自分でやってみると、ドコの突起につま先を置くのが良いのか?上か下か??と悩むんですよ。
これは経験からくるもので、何度かやっているとどこが一番良いのか見極められるそうですが、どうなんでしょ?^^;
←の写真はちょうどN方ガイドがお手本を見せてくれてる所ですが、我々はこんなに高い所までは登りません!と言うより登ったら降りられませんな^^; 腕力は必要なく、体重移動がコツみたいです。
私もいつかはこのくらいの岩ならばヒョイヒョイと登り降り出来る様になるんでしょうかね?
昼ちょっと過ぎまでこの岩場練習をった後に、本来の登山コースに戻り男坂を登って日和田山の山頂のちよっと手前、見晴らしの良い金刀比羅神社で休息です。男坂はかなりの岩山でしたが、先ほどの体験を生かして突起を探し、足は入れ過ぎず、踵は下げず、足の置き場に注意しながら登ってみたんですが、今度はザックを背負ったままなので背中がかなり重いし、バランスが取りにくいし中々大変でした^^;
途中で親子連れに追い抜かれたりしましたが、子供って身軽ですなぁ^^;
そんなこんなでN方ガイドにサポートされながら登っていると上から何故かI田ガイドの声。違う道を通って先回りをして上でサポートしてくれていたようです。ガイドさんって大変^^;;;;
大きな鳥居が迎えてくれた所は金刀比羅神社。ここでしばし休憩です。天気が良かったのではるか遠くに富士山が見えたし、【巾着田】の意味も上から見た時にやっと解りました。
しかしここは日和田山の山頂では無いので、休憩が終わってまた少し登り、山頂に到着。風景は金刀比羅神社の方が良かったですね。「行いが良い人はここから東京スカイツリーが見えます」というN方ガイドの言葉に必死でスカイツリーを探しましたが、残念ながら少しガスがかかって自力ではは新宿の高層ビル群がやっと見える程度。そこからたどって煙突のように見えるのがスカイツリーだと教えて頂きました。来年にはもっと高くなってるから見えるかな?
さて、ここからしばらくザレ場の下りが続きます。ここでN方ガイドから「ズルって音がして滑ったら頂上からやりなおし」のお題が出たので^^;皆さん慎重に歩きます。下りは歩幅を小さく、前傾姿勢で歩くのが基本。つま先や踵を着くんじゃなくて靴の裏全体で足を下ろす…
今までやってきた事を頭に置いて、頂上まで戻らないように慎重に歩きましたよ^^;
そのおかげでやり直しをする人は誰も居なかったんですが、最後のM時ガイドにはわざと滑ってくれると期待していたんだけどなぁ…
高指山(以前もどこかで聞いた山の名前ですが、違う山です)は人工の鉄塔が立っているだけなので横をスルーして車道を横切り物見山を目指します。ここは登山道というよりは集落と集落を結ぶ生活道路。車道まで出ると解るのですが、切通しでした。
車道を横切りしばらく登ると休憩所があります。ガイドブックで読んだ「このルート唯一のトイレと茶屋」とあったのはここの事だったんですね。ここでしばしトイレ休憩。
【蝋梅】の素晴らしい香りがしていました。年々増えているそうです。
あちこちで読図をして、現在位置や地形を確認しながら歩いて物見山に到着
物見山山頂は横に細長い山頂になっていて、隅の方に一等三角点があるので見に行ってきました。三角点というのが地図を作る計測に必要なものだとは知っていましたが、一等や二等、三等の違いを知らなかったのでK野添乗員に教えて頂きました。
物見山からは北向地蔵に向かいます。
明らかに植林されたであろう、整然と並んだ杉林の中を進みながら『もうすぐ花粉症の季節だけど、私はこういう山に来て大丈夫なんだろうか?^^;』と思わずにはいられません。S田ガイドも花粉症で杉林の山には登りたくないらしい^^;とにかく薬とマスクとサングラスで何とかなれば良いんだけどなぁ…
北向地蔵のお社は遠くから見ると西日を浴びています。と言うことはお地蔵様は北を向いて無いんじゃないか?ということになり、お地蔵様に参詣した後はコンパスで向きを確かめる人が多数(笑) しかしこのお地蔵様は縁結びの神様でもあるとのことなのでお賽銭ははずみましたよ(^^)v
北向地蔵から鎌北湖までの下りは、ところどころ湿った粘土質で2度ほど開脚^^;。それを過ぎると落ち葉がカサカサ言う、寒い下り道が続きます。登りの岩に比べたら今日の下りは全然楽チン(^^)v
鎌北湖の駐車場でストレッチをしてからバスに乗り込み、温泉へ向かう。
洗い場が少なくて毎回行列になるので、一番に風呂へ入るのにはもう慣れたもの。露天風呂は《奥飛騨の湯》とあったけどまさか奥飛騨からお湯を引いてる訳でもあるまい^^; それでも肌に優しい良いお湯でした。私は湯上りのアルコールを頂かないタイプなので、お土産が充実していないと時間を持て余してしまうのが難点^^; ここは梅とゆずの産地だそうで、【ゆず太郎】というドリンクを買ったけどこれが美味しい(^^) お土産に…と思ったけど重かったので(ビンに入っていた)諦めた。
帰りのアンケート結果や講和はN方ガイドだったのに睡魔に負けて全然覚えていない。
最後に立ち寄った八王子の道の駅では¥250でとても大きな白菜が売っていたけど、ここから白菜を持って帰るのはムリと泣く泣く諦めたら、S島さんは大根を買うべきかどうか悩んでたらしい(笑)
今日嬉しかったのはMyカップの【ククサ】を使えた事。まだ少し塩の味がするものの、生姜ドリンクは身体が暖まるし美味しかった(^_-)-☆ 「それMYカップですか?」と聞かれたので【ククサ】の意味を教えてあげました。帰ったらまたクルミで磨かないと…
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